Gradleコマンドチートシート | 基本から応用まで
Gradleコマンドチートシート
このチートシートでは、Gradleの基本コマンドから応用までを網羅しています。ビルド自動化ツールとしてのGradleの使用方法を知りたい方に最適です。
Gradleの基本コマンド
Gradleプロジェクトでよく使われる基本的なコマンドは以下の通りです:
gradle tasks
gradle build
gradle clean
gradle test
Gradleのプロジェクト構成
Gradleプロジェクトの一般的なディレクトリ構成:
/myproject
├── build.gradle
├── settings.gradle
├── src
│ ├── main
│ │ ├── java
│ │ └── resources
│ └── test
│ ├── java
│ └── resources
Gradleの依存関係管理
Gradleでは、build.gradle
ファイルに依存関係を定義します。以下はその例です:
dependencies {
implementation 'org.springframework.boot:spring-boot-starter-web'
testImplementation 'org.springframework.boot:spring-boot-starter-test'
}
カスタムタスクの作成
Gradleでは、カスタムタスクを作成してビルドプロセスを拡張できます。
task hello {
doLast {
println 'Hello, Gradle!'
}
}
マルチプロジェクトビルド
Gradleでは、マルチプロジェクトのビルドも簡単に管理できます。
// settings.gradle
rootProject.name = 'my-multi-project'
include 'projectA', 'projectB'
便利なGradleプラグイン
Gradleプラグインを使用すると、プロジェクトの機能を簡単に拡張できます。以下は一般的なプラグインの例です:
plugins {
id 'java'
id 'application'
id 'org.springframework.boot' version '2.5.4'
}
Gradleのパフォーマンスチューニング
Gradleビルドのパフォーマンスを最適化するためのヒント:
- Gradleデーモンを有効にする:
gradle --daemon
- 並列ビルドを有効にする:
org.gradle.parallel=true
- キャッシュを活用する:
--build-cache
Gradle Wrapperの使用
Gradle Wrapperを使用することで、プロジェクトに特定のGradleバージョンを設定し、他の開発者と共有できます。
./gradlew build
参考文献とリンク
Gradleの詳細情報は以下のリンクを参照してください: